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かもめ食堂
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おにぎり持ってフィンランド♪
結果をあせらず一つ一つ、
きっと「幸せ」ってもんが見えてくる。
やさしくておかしくて元気がでる、ハートフルコメディ


※「オススメしたいです」レビュー (鑑賞:試写室@京橋)
舞台:フィンランド>ヘルシンキ

3月11日、シネスイッチ銀座ほかにて全国公開
公式サイト:http://www.kamome-movie.com/

 「やっぱり猫が好き!」世代は思わずニヤリとしてしまうことだろう。小林聡美、もたいまさこ、そして片桐はいり(室井滋ではありません)という「なんかやってくれそうな個性派女優」が競演!とくれば。

 その期待を裏切らない作品が、オールフィンランドロケを敢行した『かもめ食堂』である。

 物語の原作は群よう子『かもめ食堂』。監督は萩上直子。前作の『恋は五・七・五』で中途半端な青春映画を撮ってしまったものの、本作でみごとに挽回。この作品に対する愛情はあふれんばかりである。

 母を亡くした後、単身でフィンランドの首都ヘルシンキへやってきたサチエ(小林聡美)は、ここ異国の町角に小さな食堂を開店した。メニューはおにぎり、鮭の網焼き、豚の生姜焼き、とんかつ…日本の家庭料理。呼び込みも宣伝もしないが、いつ客が来ても大丈夫なように準備を怠らないサチエ。「通りかかった時に入ってくれる」客を待ち続けていたが、「日本の味を食べに来る」客足は皆無だった。そんなある日、日本好きのフィンランド人青年が興味半分で店に入ってきた。めでたく第一号のお客さんを迎えたかもめ食堂は、少しずつ空気が動き始めたのだった。

 フィンランド人青年とのたわいのない会話の中で、サチエはある歌の歌詞を尋ねられた。しかし、サチエはどうしてもそのフレーズが思い出せない…。出そう出ない。気になるサチエは、立ち寄ったブックショップのカフェにたまたまいた日本人女性ミドリ(片桐はいり)にその歌詞を知っているかを尋ねてみた。すると、すらすらと歌詞を書き出すではないか!この出会いをきっかけに二人は知り合い、ミドリは店を手伝うようになる。

 一方、ヘルシンキ空港に到着したばかりのマサコは、バゲージクレームでぐるぐる回る空っぽのレーンを見つめていた。荷物が出てこない。途方にくれて仕方なく町へ繰り出したマサコ。あちこち歩いてふと目に入ってきた日本人女性が働く店「かもめ食堂」。荷物の紛失の件をサチエとミドリに話すと、なぜか落ち着いてきたマサコだった。

 日本食堂「かもめ食堂」を舞台にしたこの作品は、お店を通じて、サチエ、ミドリ、マサコが自分を見つめ、フィンランドの人々との交流を広げていく(繁盛していく)ようすを描く、コミカルかつハートフルなコメディ。絶妙な間の連続で構成された不思議作品である。フィンランドの名物童話ムーミンのリズムが作品の中に息づいているのがスゴイ。きっと女優たちが前世ではムーミン谷の人々なのだろう。

 ヘルシンキのマーケットや港が度々登場するが、しばらくそこで生活したくなるような佇まいだ。また、北欧のファッションや家具がさりげなく使用されているのも粋である。もたいまさこが次々と最先端ファッションを着こなすが、可愛らしいことになっている。

 不思議な様式美を持つコメディだが、メッセージはこの様式の中にあると思っていいだろう。多くを求めず、あきらめもせず、現実を見据えながらしっかりと異国で生きる。偶然も必然も、全てを受け入れて生きる。今いる場所を愛し、そこに生きる人と一緒に生きる。

 日本人として、日本人らしく。

 しっかりコメを食べて。ハラゴシラエをして。

 握りたてのおにぎりを持ってフィンランドに行きたくなった。
 
 久々においしい映画である。
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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

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【ホエイプロテインダイエット】
ホエイとは、牛乳や脱脂粉乳の成分で、チーズを作ったあとの残り汁がホエイです http://favourable.victoriaclippermagazine.com/
2008/11/27 (木) 03:15:49 | URL | ダッフ~ン #-[ 編集]
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