ムービー!ブレイク?
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戦場のアリア
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その聖なる日、銃声が止んだ

※レビュー
「フランス映画祭2006」3月19日クロージング作品上映
4月GW、全国劇場にて公開

 今年度のアカデミー賞外国語作品賞5ノミネート作品の一つに選ばれている、話題の作品である。外国語作品賞は、世界中の強豪が集っているだけあって、全世界の映画人が注目しているのはご存知の通りである。日本ではフランス映画祭でいち早く上映されるので、早めに観たい方はチケットを即ご入手あれ。試写室も満員状態で、注目度が伺える。

■物語
 1914年、第一次大戦下。フランス・スコットランド連合軍と、ドイツ軍が連日砲弾を鳴り響かせているフランス北部の村。クリスマスだけは家族のもとへ帰りたいと兵士の誰もが願っていたが、戦況はますます熾烈さを極めていた。

 やがて訪れたクリスマスの夜。ドイツ軍には10万本のクリスマス・ツリーが届けられ、スコットランド軍の塹壕からはバグパイプの音色が聞こえてくる。そして、奇跡は起こった…。

■解説
 これは、大戦下のクリスマス・イブに、互いに敵対する者たちが、クリスマス・キャロルの歌声をきっかけに、戦闘の最前線で歩み寄り、挨拶をし、フランスのシャンパンで乾杯したという、奇跡のような物語である。これが長編2作目となるクリスチャン・カリオン監督は、軍の正式記録には残されていないが、ヨーロッパ各地に今も語り継がれる戦場の奇跡を忠実に映画化した。

■受賞
 アカデミー賞 外国語映画賞ノミネート
 カンヌ映画祭正式出品
 ゴールデングローブ賞 外国語映画賞ノミネート
 英国アカデミー賞 外国語映画賞ノミネート


■キャスト
ダイアン・クルーガー、ギヨーム・カネ、ダニエル・ブリュール
ベンノ・フユルマン、ゲイリー・ルイス

■スタッフ
監督: クリスチャン・カリオン
アナの歌声: ナタリー・デッセー
シュプリンクの歌声: ロランド・ヴィラゾン
音楽: フィリップ・ロンビ

製作年:2005年/製作国:フランス・ドイツ・イギリス合作
提供:角川ヘラルド・ピクチャーズ、博報堂DYメディアパートナーズ/ノベライズ:竹書房/サントラ:東芝EMI/協力:ユニフランス東京/後援:フランス大使館文化部



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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ
アニメで"史上初"の受賞!!
『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』
2006年 BAFTA英国映画賞受賞!&公開迫る


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2006年3月18日(土)よりシネカノン有楽町・
渋谷アミューズCQNほかにて全国ロードショー!

配給:アスミック:エース
公式サイト:www.WandG.jp

 世界中が愛してやまない超人気コンビ「ウォレスとグルミット」。全世界待望の長編映画がついに完成!クレイ・アニメーションのぬくもりはそのままに、最新のCG技術が見事に融合した映像は必見!クレイ・アニメーションの限界を超えた、究極のエンターテイメントが日本に上陸する。

 2/19(日)に英国で最も権威のある"英国映画テレビ芸術アカデミー(The British Academy of Film & Television Arts, 通称BAFTA)"より、本年の各賞の受賞作が発表され、「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」が見事、英国映画賞を受賞した。

 英国映画賞はその名の通り、イギリス制作の映画の中で、最も優れた作品に贈られる賞であり、本賞を"アニメ作品"が受賞するのは、史上初!!2/6に受賞したアニー賞の受賞に続いての栄誉となり、3/6(日本時間)に発表されるアカデミー賞の長編アニメ部門(本作の他「ハウルの動く城」「コープスブライド」がノミネート)での受賞に、更に期待が高まっていいる。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【2006 BAFTA 英国映画賞】
受賞「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」
ノミネート:A Cock and Bull Story, A(日本公開未定)
      Festival (日本公開未定)
      ナイロビの蜂
      プライドと偏見
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』は、2005年10/5(水)全米3645館で公開され、1610万ドルを稼ぎ出し、全米初登場NO.1を達成。また、同年10/13(木)には、母国イギリスで公開され、こちらもわずか502館で 1130万$の記録的大ヒットで初登場NO.1。フランス、ドイツ、オーストリアでも初登場 NO.1を獲得している。
 
■作品データ
監督:ニック・パーク/スティーヴ・ボックス 脚本:スティーヴ・ボックス&ニック・パーク/ マーク・バートン/ボブ・ベーカー 音楽:ジュリアン・ノット
2005年イギリス=アメリカ/ドリーム・ワークスアニメーションSKG、アードマンフィーチャーズ提供/ カラー/1時間25分/ヴィスタサイズ/ドルビーSRD/日本語字幕:稲田嵯裕里/配給アスミック・エース 

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サンチアゴ…メッカ
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人は旅に出てはじめて、
自分を知り、他人にやさしくなれる
巡礼の旅から得るものは…生への感謝!!


※レビュー
3月15~19日「フランス映画祭2006」にて上映

『赤ちゃんに乾杯!』のコリーヌ・セロー最新作は、真っ向勝負のトラベル系映画。日本公開はまだ決まっていないので、本映画祭での3回の上映をお見逃しなく!である。

■物語
 ある日、母からの遺言を受け取った3人の熟年兄弟姉妹。莫大な遺産を残したが、子供たちに譲るには条件が付けられていた。それは、「サンチアゴへの巡礼」の旅をするというものだった。
 三人三様、一度も就業経験がなく、酒と女で過ごしてきた兄、国語教師で子沢山の妹、そして末っ子で会社社長を勤める弟。顔を付き合わせれば、お互いへの不満と罵倒がはじまるほどの仲の悪さだ。
 
 それでも3人は結局、遺産目当てや「母の遺言だから…」
という理由で、指定された「道すがらグループ」のガイドに連れられて、サンチアゴを目指すことになるのだった。

 「道すがら」に参加したのは、3人だけではなく、それぞれに事情を持つ、世代の違う男女たち。アラブ人男子高生2名や、フランス人女子高生2名、わけありの女、そして黒人ガイド、総勢9名で一緒に徒歩で巡礼への向けて旅立つ。

■レビュー
 王道ともいえる旅映画だが、熟練された演出と軽やかなイマジネーションの広がりが大きな醍醐味となっている。道中、ケンカやいさかいがありながらも、それぞれの事情への理解、恋の芽生え、人生の再生というものを描き、笑わせ、ほろ苦い気持ちにさせ、時に考えさせられる…。愛すべき珠玉の作品だ。
 
 圧倒的な美しい風景、巡礼への途上で立ち寄る、昔ながらの街並みや村、人々、風や雨、太陽の光…。旅のすばらしさを伝えてくれる。

 現在もフランスやスペインで人気の「サンチアゴ巡礼」の旅をモチーフにした、心のロード・ムービー。多くの人にご覧いただきたいと思う。そして配給が決まってほしいです。

監督:コリーヌ・セロー

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ブロークン・フラワーズ
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メインブログの「エンタメ!ブレイク?」から記事移行中です。

4月GW、シネマライズ、シネシャンテ、新宿武蔵野館ほか全国公開

 ムッシュ、ジム・ジャームッシュ監督の最新作がご到着。いそいそと観に行きました。試写室満員。人気あるんですね。

■物語
 主演は、ご存知こわもておとぼけすっとこどっこいのビル・マーレーさん。ドン・ジョンストンという役柄で、その昔、いや今もブイブイ言わせている男という設定でございます。が、無気力病で家でごろごろしている、ネットビジネスで成功した男を演じております。

 そんなドンのところにピンク封筒の手紙が届いた。差出人無記名。「あなたには19歳になる息子がいます。今、そっちへ向かっているかもしれません」。

 誰がこれを送ったのか?おせっかい友人&隣人のウィンストンが過去の恋人の居場所を次々と調べ、リスティングしてしまいました。さらに、飛行機やレンタカー、宿の手配までも。

 ドンは悩んだ末、昔の恋人(豪華女優競演!?)を訪ねる旅が始めるのでした。

■レビュー
 この映画は、ボーッとしている感じです。ドンさんは、後ろ向きに積極的なのです。なんだか、「ロスト・イン・ライフ」みたいな。

 昔の恋人を訪ねるなかで、失っていた何かを見つけるわけでもなく、それでいてなにかしらが変化していく。再会であたたかいものが通い合うのは一瞬のみ。愛し合った日々は、もう過去のことなんだってことが確認されていくのです。

 ドンは恋人再会の道中、旅する若者(男)を観ると、なんだか気になって視線を向けてしまいます。「もしかして、息子かいな?おまえさん」視線。「いきなり息子」ものって最近多いのだねー。ね、山田孝之くん?

 ジム・ジャームッシュは、この映画で「リアル・アメリカ」の典型的風景を選んだことを話しています。作風は、いつもどおりのボワーンとした間合いでございます。それも今回はけだるい類。ふっと入る交流のズレが笑いを誘います。

 行った先では、手紙の主らしい過去の女はいたのですが…。自宅に戻ったドン。息子は来るのでしょうか。そして結末には…。

 心にふっと温かさが生まれ、再びがらんどう。

 人生、意外とそんなもんかもしれません。
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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

クラッシュ
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今日、人生が終わってもいい。
ただ、この作品だけはもう一度観たい


※レビュー (12月上旬鑑賞:試写@銀座)
舞台:アメリカ合衆国>ロサンゼルス

2月11日、日比谷シャンテ シネ、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
配給:ムービーアイ
■公式サイト
http://www.crash-movie.jp/
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 試写室で鑑賞したのが2ヶ月も前。観てショックと受けたというか心がクラッシュしてしまってから、どうしてもレビューを起こす気にならなかった。小賢しい言葉がわずらわしく、放心して打ち砕かれてしまったのである。これまでに観たどの作品にもあてはまらない。どのように伝えるべきか…。

 さて、恐るべき心的破壊力を持った作品である。それは、戦争映画で描かれる差別や虚しさの類ではない。ここに描かれている物語はぴったりと心に寄り添い、不意に鋭い刃を向ける。例えば近所で、あたかも自分が遭遇するかもしれない身近な事件のようである。ちなみに東京・新宿歌舞伎町そばに住んでいるからではない。

 映画への期待とは違う地味なオープニングでは、テールランプがぼんやりと画面を走る。
 「触れ合いだよ。…」
 冒頭で発せられるグラハム(ドン・チードル)の台詞は何のことを言っているのだろう??? オープニングはグラハムの目に映っている夜の道路なのだ。

 おそらくそこそこのレビューや評価に触れてから鑑賞する人は、期待に胸膨らませていくはずだ。しかし、そんな囁きからスタートする、この作品にちょっぴり不安を抱くことだろう。「なんだかなあ」と。この映画は序盤、我々観客を物語に巻き込まない。感情移入できる演出を一切排している。
 さらに物語の進行が早く、登場人物も多い。ぼやぼやしていたらクラッシュどころかスリップ、スリープしてしまう。

 が、ある時点から数多くの散らかっていたエピソードが、ギュッと一つになっていくのだ。それは、「これのどこがアカデミー賞ノミネートなの?」と思い始めた頃からである。突然スクリーンに血が通い、翼が生えたような躍動感を持ち始める。一瞬たりとも目が離せなくなる。

 ある男は思う。ただこの街で必死に働き、人並みに生きようとしているだけなのに、なぜ人種の違いだけで怪しい奴と思われ、自尊心すら傷つけられ、大切な家族までが犠牲に…。

 ある女は思う。不満はない裕福さを手に入れているのに、どうして不安が襲ってくるのだろう。

 ある男は思う。なぜ妻はロスで生き抜くための現実を理解しないのだろう。

 ある女は思う。不当な恥辱への抵抗がなぜ悪いのだろう。なぜ夫は黙っているのだろう。

 ある男は思う。この仕事に就いたのはこんなことのためじゃない。なぜこんなことに?

 ある女は思う。なんて都合のよい息子だろう。
 
 ある男は思う。成功と金の何が悪い?

 ある女は、ある男は…。

 さまざまな人種、階層、性別の願望、感情が入り乱れる。善意が裏返り、悪意が裏返る。誰しもが平和でありたいと思っているのに、何事もなしではいられない。何かが自分を狂わせる。迷わせる。いらいらする。怒りがこみ上げる。誰かにぶつける。誰かが傷つく。そして、怒りをぶつけられる。傷つけられる。不安が襲う。哀しみが広がる。深く、深く。

 監督ポール・ハギスはロサンゼルスという場所をハダカにした。車移動の街ロスは、見知らぬ者同士の肌の触れ合いが少ない。人間がなかなか見えない。しかし、人間は誰かと繋がって生きているものだと。きっと「クラッシュ(衝突)」は、繋がりの表明なのだと作品はメッセージする。

 すばらしいのは脚本だけではない。羽が生えたように軽やかに動き、人物に限りなく接近するカメラワークが奇跡の瞬間を見せる。俳優陣が素顔に近いと思わせるほどのリアルな瞬間を導く。こんなサンドラ・ブロックは見たことがない!そして、祈りにあふれる聖歌のようなアンビエント音楽が、画面に光を与え、闇を照らす。

 私は胸が張り裂けそうに、叫びそうになった。泣き出しそうになった。厳しくも温かく、やさしくも残酷。

 最後のシーンで、人種が交じり合う交差点で次のクラッシュを目撃することだろう。その視線は、天使のように下界を見つめながら浮上していく。なぜなら…。

 「天使」を意味する街「ロサンゼルス」のクリスマスの寓話なのだから。
 
 ご覧あれ。そして幸あれ!

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イーオン・フラックス
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アカデミー賞最優秀主演女優賞受賞の
シャーリーズ・セロンが挑む
究極の近未来SFアクション超大作ついに登場!


※レビュー!

3月11日(土)より 日劇1ほか東宝洋画系にてロードショー
配給:ギャガ・コミュニケーションズ Powered by ヒューマックスシネマ
http://www.aeonflux.jp

■物語
 西暦2011年、謎のウィルスにより人類の99%が死滅。400年後、かろうじて生き延びた人類をワクチンの恐るべき副作用が滅亡の危機へと追い込んでいく…。

■出演
 スリムビューティな演技派シャーリーズ・セロンが参上。セクシーコスチュームに身を包んでご活躍でございます。ミス「リトル・イタリーの恋」のアメリア・ワーナーが妹役。ミス「ホテル・ルワンダ」も4本の手を持つ女として登場。

■レビュー
 メイクアップ女優セロンさんのグラビア映画です。どのシーンもセロンさんのメイクアップに時間をかけていることがわかります。それは、モンスターのブスメイク、スタンドアップの誇り汚れメイクから続いておりますが、今回は未来セレブ風(深夜テレビ番組のタイトルみたい)のメイクアップがすごい。です。そう、どんな闘いでアクションをこなしても、バシッと変わらぬ「くずれないメイク」。キャッチコピー風に言うと…

 セレブメイクはくずれない。

 お見事です。ちょっと内股のももが揺れていたとか、背中に少しシミがあるとか、そういう意地悪なことを言ってはいけません。実は、お遊び抜き!の真剣な作品なのです。

 えーっと、それで作品メッセージは、「一回切りの人生を一生懸命生きよう!」です。すばらしいじゃ、あ~りませんか?
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■公開データ
監督:カリン・クサマ『ガール・ファイト』       
出演:シャーリーズ・セロン『モンスター』
    マートン・ソーカス『ロード・オブ・ザ・リング』『ボーン・スプレマシー』     
    ジョニー・リー・ミラー『トレイン・スポッティング』
上映時間:93分


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デュエリスト
4月22日公開

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 韓国映画界でスタイリッシュという言葉が最も似合うとされるイ・ミョンセ監督が、カン・ドンウォン、ハ・ジウォンの男女2大若手スターを迎え、時代劇を題材に、全く新しい映像世界を創りだした『デュエリスト』が4月に公開される。

■物語
 朝鮮王朝時代、朝廷の混乱に乗じて偽金が流通していた。捕盗庁【泥棒や犯罪者を捕まえるために設けられた官庁】に勤める女性刑事ナムスンと同僚のアンは、偽金の出ところを突き止めていくうちに剣の達人で"悲しい目"をした刺客を追うことになる。敵として出会いながらも、次第に魅かれ、抑えきれぬ愛を胸に秘めるナムスン。そして、運命の闘<デュエル>が、今、始まる。

■出演者
 女性刑事ナムスン役を高視聴率ドラマ「チェオクの剣」の好演でトップ女優の地位を確立したハ・ジウォンが演じ、追われる身となる刺客には若手人気No.1俳優カン・ドンウォンが抜擢された。そして、ナムスンと共に事件を捜査する刑事アン役を国民的俳優のアン・ソンギ。世代を超えたトップスターが顔を揃え、作品の重厚な世界観を盛り上げている。

■解説
 時代劇の常識を覆す色彩と、どこか無国籍感漂う完成度の高い美術を担当したのは、『箪笥-たんす-』のチョ・グニョン。撮影監督には『友へ チング』のファン・ギソク。そして、時代劇でありながら今を感じさせるドラマティックな音楽は、『四月の雪』のチョ・ソンウが手がけ、現代の韓国映画界が誇るドリームチームが『デュエリスト』を完成させた。

なお、日本公開版は、監督の意向で再編集される。

■公開データ
提供:コムストック、ジェネオン エンタテインメント、IMX、博報堂DYメディアパートナーズ
配給:コムストック
2005年/韓国/カラー/スコープサイズ1:2.35/SR-D
(C)2005 Korea Pictures Co.,Ltd. All rights reserved.

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PROMISE 無極 
壮大なるスケールで描かれた、
♡ロマンス歴史アクション・ファンタジーは、
とんでもないパワーを持った一作だ!


※トビトビレビュー(鑑賞:試写@日比谷)
舞台:アジアのどこかの大陸
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2月11日、全国にてロードショー
■公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/promisemovie/
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 昨年から何度も試写をしようとしていたが、なかなか時間が合わず、ようやく駆け込みで某試写室へ行くことができた。中国での興行成績は2005年トップの22億円を記録。監督の知名度もあると思うが、やはり作品力があるということだろうな…と期待。

 チェン・カイコー監督といえば、『覇王別姫』や『北京ヴァイオリン』といった堅実な作品で、既に中国2大巨匠の一人として知られている存在だが、ある意味、晩年の「クワサワ」風になってきたのかしらん。というのも、黒沢明の『夢』を鑑賞した後の、もわり~んとした不思議な感覚に似ていたからである。

 と、冷静を装ったが、ぶっちゃけ驚かされた。

 これは、もう空前絶後のアジア歴史ファンタ絵巻である。それもパワフルなエンターテインメント・ムービーであった。中国映画だが、設定はアジアのどこかの国という汎アジアンなストーリー。キャスティングには、真田宏之、チャン・ドンゴン、セシリア・チェン、ニコラス・ツェー…と、とんでも豪華な顔ぶれだ。またロケーションこそ、中国の雲南省や内蒙古あたりで行われているが、作品に描かれた世界観はピュアオリジナルである。

 すごいことになっていた。呆気に取られた。

 某社若手宣伝さんの不勉強ぶりにも大いに驚かされたが、自由奔放すぎる作風にも驚かされた。いろんなところで驚かされまくりである。いいのか。

 さて、ジャパンプレミアが24日、記者会見も25日と、作品的にも宣伝攻撃をプロミスしてきた。また、きっとやると思っていたが、はやり「プロミス主催PROMISE試写会」も企画されてしまい、打つ手は打った感じだ。

 と、話をあっちこっちへ飛ばしているが、作品もとびまくっているのだから仕方が無い。天女が飛び、姫が飛び、ドンゴンが飛び、刺客が跳び…、トビマストビマスなのだ。

 物語はこんな感じだ。真田大将軍の身代わりになったドンゴン奴隷がじゃじゃ馬姫セシリアを助け、姫は勘違いして大将軍が好きになり、大将軍も姫が好きになる。権力を握りたがる魔術男も姫に求愛し、奴隷も姫を助けた時にひと目惚れしていた。やがて大将軍の嘘がバレて姫は気持ちが冷え、奴隷も実は出生に秘密があった。物語のほとんどは、泥縄な恋愛をめぐって、アクションバトルが展開するというものだ。

 さて、鑑賞ポイントの一つはCGだろうか。絵画チックなCGは、写実風になったり、墨絵風になったり、シベリア超特急も真っ青になったり。またチャン・ドンゴンさんも、これでいいのか?状態だ。すばしっこいんだ。カンフーハッスルを超えているかもしれない(ご覧ください)。
 
 実はストーリーもイマイチわけわからんのだが、因果応報な運命へ集約させ、見事に収めてしまった。それもこれも、真田さんが「美しい愛の物語」部分を演技力で救ったのである。次にニコラス・ツェーさんが支えたのである。ドンゴンさんは、ヒロイックシンボルとして道化を見事に演じたのである。

 パワーあふれる真剣なおちゃらけ作品だが、ラストでは不覚にも涙が流れた。

 なぜなら、「愛」がスクリーンからあふれ出していたから。

 カイコーはやっぱ巨匠だ。

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緑茶
4月15日公開、準備中人気blogランキングへ

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ククーシュカ ラップランドの妖精
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2006年3月25日より渋谷シネ・アミューズほか全国ロードショー

■物語
 第二次大戦、終戦間近のフィンランド最北の地ラップランド。ロシア軍、ドイツ軍、フィンランド軍が闘うこの地でドイツ軍に捕らえられたフィンランド兵ヴィエコ。ドイツの軍服を着せられ、岩に鎖で繋がれて放置された彼が、ドイツ軍の宿敵ロシア軍に見つかる寸前に逃げ込んだのは、夫が不在で一人で暮らすラップランドのアンニの家だった。しかしその家にはすでにもう一人の負傷兵が手当てを受けており、彼はロシアの兵士だった…。 ヴィエコは自分が ドイツ兵ではない、そしてもう戦争はごめんだと必死に伝えようとするが、ロシア兵にもアンニにも全く言葉が通じない。互いに意思疎通ができないまま、二人の間に挟まれたアンニのペースで生活が続き、やがて三人の間に不思議な関係が生まれていく…。

■解説
 自分の意志とは裏腹に武器を持ち戦わざるを得ない兵士たちの悲哀と戦争への疑問を、ラップランドの雄大な自然を舞台にウィット溢れる手法で描いた寓話と評され、2002年度のモスクワ国際映画祭で監督賞はじめ5部門を独占した傑作。

2002年モスクワ国際映画祭 最優秀監督賞、最優秀男優賞
2002年トロント国際映画祭コンテンポラリー・ワールド・シネマ部門正式出品作品

■作品データ
2002年/ロシア/104分/カラー/ビスタ/SRD
監督:アレクサンドル・ロゴシュキン
出演:アンニ=クリスティーナ・ユーソ、ヴィクトル・ヴィチコフ、ヴィル・ハーパサロ





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リトル・イタリーの恋
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3月25日、シャンテシネにてロードショー
■公式サイト
http://www.pan-dora.co.jp/little-italy/


■物語
 南イタリアの海辺の貧しい村で、家族とつましく暮らしている若い女性ロゼッタは、ある日、1通の手紙を受け取る。それはオーストラリアに住むイタリア人青年アンジェロからの結婚の申し込みだった。そこに同封されていた彼の写真に魅せられ、彼女は一目で恋に落ちてしまう。

 手紙を送ったのは、オーストラリアのイタリア人街“リトル・イタリー”に住む青年アンジェロ。ハンサムな弟ジーノの写真を気の迷いから封筒に入れたのだった。ロゼッタはオーストラリアへ向かう船に乗り、港に到着。しかし、迎えに来たのは、写真の人物ではなかった…。

■解説
 『きみに読む物語』『シャイン』などの名シナリオを書いたジャン・サルディが、初めてメガホンをとった記念すべき作品。1950年代を舞台にイタリアからやってきた美しいヒロイン、ロゼッタの運命に導かれていく恋の行方、そして彼女を巡るアンジェロとジーノの兄弟の絆を、オーストラリアのリトル・イタリーを舞台に、絶妙のウィットとユーモアを効かせて描いた、とびきりロマンティックで心温まるラブストーリー。

■レビュー
準備中

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美しき野獣
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「滅びの美学」を追求した熱血ムービー!
救いもなく、ツキもない人生を背負った
一人の男が成し遂げたのは、
「想い」を残すことだった


レビュー(試写:完成披露@有楽町)
舞台:韓国>ソウル、仁川ほか

2月11日、シネマスクエアとうきゅうほか全国にて公開
■公式サイト:http://www.beautiful-beast.com/

 約一年前のイ・ビョンホン『甘い人生』のときもそうだったが、韓流大スターの新作をレビューするのは、どうしても気が滅入る。気を遣うな!ってほうが無理な話だ。

 当方は、おそらく記者会見には行かない。女性マスコミ陣で超混雑、いや、殺気立つのは目に見えている。会見の写真は宣伝さんから頂戴するつもりでいる。と言いつつ、配信に間に合わないのでのらくらと足を運んだ。

 さて、20日の夜、マスコミ完成披露試写会が先行して行われた。同作品の記事を書くために鑑賞。もちろん会場は、厳重入場チェック体制。が、さぞ混雑するのかと思いきや、意外とゆとりな感じ。入場者数も8割くらいだろうか。え?テンション低い?本人のご登場がないこともあるのだろうが。

  と、余談は置いておいて、作品である。

 『悲しき恋歌』での、サンウ氏は確かに魅力的だったが、やはりどこかドラマ的な技術よりの演技だったように思う。一方、この『美しき野獣』では、全身全霊をかけた入魂ともいえる演技が全編にみなぎっていた。本気なのだ。

■物語
 舞台は灰色の大都市ソウル。そこではふたりの男たちの運命的な出会いが待っていた。チョン・ドヨン(クォン・サンウ)は、どこまでも自分の力を信じ、腕力で犯罪をねじふせる凶悪犯罪捜査班の若き刑事。オ・ジヌ(ユ・ジテ)は、あくまでも法で事件を解決しようとするソウル中央地検のエリート検事。一見、正反対に見える男たちが、偶然、同じ事件にかかわり、事件の鍵を握る影の大物ユ・カンジンをどこまでも追いつめる。

 やがて善人面をして政治家を目指す、韓国黒社会の親分の野望を打ち砕くために、二人は同じ獲物を相手に意気投合するのである。こうして美しく哀しい野獣たちは、正義という名のもと、最も危険で壮絶なドラマに巻き込まれていく…!

■レビュー
 これは、野郎なサスペンス映画であり、サンウ氏の多彩な表情が楽しめる垂涎のプロモ映画であった。かつ、韓国男優の注目株を見つける作品でもある。

 のっけから猛烈な勢いのカーチェイスで、意気込みも全開!人を苦しめる暴力や犯罪に対してめっぽう敏感で、限度なき正義感を炸裂させる刑事という役柄は、シャイなヤンチャさんが上手なサンウ氏に打ってつけだった。一匹狼で孤独な男ドヨンのやり場の無い怒りを体を張って表現していたと言えるだろう。泣いて怒って暴れて傷ついて、そんなに感情むき出しに生きていたら、人間誰しも疲れます。サンウさん、泣きすぎ。

 しかし、サンウ氏らジウ氏らの役者陣が挑戦している一方で、作品的にはもっとよくなっただろうに…と思う点も多い。これは、監督の力量の問題だろう。韓国映画に対して目の肥えたご婦人方なら、もう少し深みのある人物造形と描写が欲しかったと思うはず。熱血だけではなく、情感豊かな面や思慮深い面も、もっと演出して欲しかった。それに、脱がせないなんて!クリープのないコーヒーなんて!
 
 さらには、あまりにも切ないラストを目の当たりにして、「おい!監督出て来い!」と暴れて絡みたくなった。この作品は、色気のない世界を選んだ。「滅びの美学」、男の生きる道の理想を選んだのだ。犠牲となっても、「想い」を託す相手を見つけることこそが、「生きた証なのだ」ということをメッセージとして残している。

 その成否は観るそれぞれにお任せするとして、チョン・ドヨンの歩んできた人生と家庭環境は最悪である。ホントに救いがない。きっとこれは貧富の差がますます広がり、心の荒廃が深刻化している韓国社会を反映してもいるのだろう。

 つまるところ、下流であってもそこに収まらず、長い物に巻かれず、「悪がのさばる社会に立ち向かう勇気」を提示したのがこの作品ということになろう。
  
 さてと。次回作は『青春漫画』だが、その次の次くらいに韓国の巨匠クラスの作品で、国際スターの仲間入りをするクォン・サンウの姿が見てみたい。そろそろ、キム・ギドク作品あたりで濃厚な存在感を示すべきときだと思う。
 
 悲劇のヒーローはこれで終わりにして、苦悩と葛藤のヒーローへと飛翔していただきたい。

 サンちゃん頼んだよ!
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ウォーク・ザ・ライン 君につづく道

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アメリカ、家族のいる風景
おっさんカマシてくれるワ~
西部劇を、オチャメにひん曲げた
のほほーん映画だが、やっぱいいわ。
家族大事ってのがテーマ


※レビュー(鑑賞:試写@有楽町)
すいません、体力なくて文章荒れています。ゴカンベンを!

2月18日公開
公式サイト:http://www.klockworx.com/america/

■物語
 落ちぶれ俳優のハワード・スペンス。彼は撮影現場を逃げ出し、30年近く前に家を飛び出して以来一度も帰っていなかった母親の元へと向かう。突然帰ってきたハワードを、母親は暖かく迎え入れた。

 母はハワードに家族はどうしているかと尋ねる。なぜなら20数年前、ハワードが西部劇の撮影をモンタナで終えた後、彼を探しているという若い女性から電話があり、ハワードの子供を妊娠していると告げたのだという。自分に子どもがいるかもしれないという事実に驚いたハワードは、早速モンタナ州ビュートへと向う。そこは彼がスターダムへとのし上るきっかけとなったデビュー作を撮影した街だった…。

■解説
カンヌ国際映画祭パルムドールに輝き、世界的な成功をおさめた『パリ、テキサス』のヴィム・ヴェンダースが、また新たな領域に挑戦した。ヴェンダース曰く「『パリ、テキサス』での仕事が “完璧な体験”だったため、20年のもの間再び組むことに躊躇していた」というサム・シェパードを脚本に迎えたのだ。ふたりは“完璧な体験”を越えるため、何度も意見を交換し合い、4年かけて脚本を完成させた。それが『アメリカ、家族のいる風景』である。ふと人生を振り返ったとき、そこに何の意味もなかったと知ってしまった男の孤独を通して、血の繋がりや家族の意味を描いた本作は、2005年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、20年前の当時を彷彿とさせる拍手と熱狂で迎えられた。

 主人公ハワードを演じるのは、脚本も担当したサム・シェパード。『パリ、テキサス』の製作時、主人公トラヴィスをサム・シェパードに演じて欲しいと何度も懇願したが、「演じる自信がない」と断られたヴェンダースの夢が叶ったといえよう。ハワードの子供を生んだ昔の恋人ドリーンには、『ブルースカイ』(95)でアカデミー賞主演女優賞を受賞、シェパードの私生活のパートナーでもあるオスカー女優ジェシカ・ラング。その息子アールには『ハイアート』で注目を集めたガブリエル・マン。そしてハワードの娘、アールの異母兄弟であるスカイを演じたのは『スウィート・ヒアアフター』『死ぬまでにしたい10のこと』などでの演技が高く評価される若手演技派のサラ・ポーリー、ハワードの母親には『北北西に進路をとれ』の名女優エヴァ・マリー・セイント、そしてハワードを撮影に連れ戻すべく映画会社から雇われた私立探偵サターを、ティム・ロスが演じている。

 ヴェンダースが「人生でこれ以上のキャスティングに恵まれたことはない」と言うほどの実力を備えた俳優たちが揃った。

■レビュー
 ありそでなさそな、このキャスティングと監督。完璧な熟練の味わいというか、軽やかさです。軽くベスト!な仕上がりってこういう作品を差すのだな。きっと。

 うーん。例えると、ほら、ホームパーティとかでピアノが上手だっていう殿方に、「ねえねえ弾いてみてよ~」とか誰かが言って、「え、しばらく弾いてないから忘れてるけど…」「いいからいいから!」…、結局、意外とリチャード・クレーダーマンとかジョージ・ウィンストンあたりをポロリンとそつなく弾く男。ちょっと即興アレンジいれたりして、ジャジーにしてみたりとか。

 そういうの。湿っぽくなく、からりとした空気が漂う映画。どの役者もキラキラしているのだが、ジェシカ・ラングの女優オーラはすごいです。演技の妙が効きすぎです。

 ダメオヤジ(ハワード。パパ)のことを、「ハワード♪ハワード♪」って息子娘たちが歌ってしまうんだ。おもしろくて、なんてポジティブなんだろーね。大好きです。

 あなたもきっと口ずさんだことでしょう。ネ!

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原題:Don't Come Knocking
製作年: 2005年
製作:ドイツ=アメリカ
監督: ヴィム・ヴェンダース
脚本: サム・シェパード
出演:サム・シェパード/ジェシカ・ラング/ティム・ロス/ガブリエル・マン/サラ・ポーリー/フェアルーザ・バーク/エヴァ・マリー・セイント


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リバティーン
今春公開

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ナイロビの蜂
5月中旬、丸の内プラゼールほか全国にてロードショー

■物語
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■レビュー
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■解説
 本年度アカデミー賞4部門ノミネートをはじめ、世界各国、数々の映画賞を受賞。 あの『シティ・オブ・ゴッド』のメイレレス監督の最新作『ナイロビの蜂』は、 心につき刺さる新たな愛の傑作として、世界のマスコミから最大級の賛辞が贈られた。

原作は冒険小説の巨匠ル・カレの最高傑作。妻の死に隠された世界的陰謀を追い、 アフリカの乾いた大地を巡る主人公の心の旅路を、メイレレスは圧倒的な映像美で描き出す。自らの命を賭けた旅に向かう、静かな英国外交官を演じるのは『イング リッシュ・ペイシェント』等で2度のアカデミー賞にノミネートされたレイフ・ファ インズ。救援活動に熱心なあまり志半ばで不慮の死をとげる若妻テッサを演じるのは、本作の熱演で今一番オスカーに近い女優として賞賛されるレイチェル・ワイズ。

 人を愛するということは、相手の人生も生きること。そんな覚悟に満ちた愛だけが、 巨悪に立ち向かう唯一の武器だと示す主人公の姿に、尽きることない感動が沸きおこる。一生に何度出会えるかわからない映画の奇跡を目の当たりにしてほしい。

■公開データ
出演:レイフ・ファインズ 「イングリッシュ・ペイシェント」 レイチェル・ワイズ 「コンスタンティン」
監督:フェルナンド・メイレレス「シティ・オブ・ゴッド」 
脚本:ジェフリー・ケイン「007/ゴールデン・アイ」
原作:ジョン・ル・カレ「ナイロビの蜂」(集英社文庫刊) 
音楽:アルベルト・イグレシアス 「トーク・トゥ・ハー」

提供・配給:ギャガ・コミュニケーションズ 
Powered by ヒューマックスシネマ
協力:日活 後援:WFP 国連世界食糧計画 
オリジナル・サウンドトラック:東芝EMI
2005年/イギリス映画/128分/ビスタサイズ/ドルビーSR・デジタル/SDDS/カラー

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大統領のカウントダウン
3月25日公開

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リトル・イタリーの恋
3月25日公開

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プロデューサーズ
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■物語
 1959年のニューヨーク。マックス・ビアリストック(ネイサン・レイン)は、かつてブロードウェイの王様と謳われた大物の演劇プロデューサー。だが、その栄光は消え去り、いまの彼は、老婦人たちから小切手をせびりとって暮らしている。新作ミュージカルの『ファニー・ボーイ』も、初日=楽日という体たらくだ("Opening Night")。

 そんなマックスのオフィスに、ある日、会計士のレオ・ブルーム(マシュー・ブロデリック)が、帳簿を調べにやって来る。彼がマックスの帳簿の中に発見したのは、<出資者から金を集める→ショウがコケる→出資者に配当を払わなくてすむ→プロデューサーが儲かる>という、ショウ・ビジネスの摩訶不思議なカラクリだった。それを聞いて、バーコード頭に電球がともるマックス。200万ドルの出資金を募り、失敗確実のショウを上演すれば、丸ごと200万ドルが手に入るじゃないか! 

 久々の儲け話にすっかり勢いづいたマックスは、その世紀のたくらみにレオを荷担させようと口説きまくる。が、安心毛布の切れ端が手放せない小心者のレオは、「ショウが成功すれば詐欺罪で刑務所行きです」と言い張り、シッポを巻いて逃げ出してしまう("We Can Do It")。

 しかし、職場の会計事務所に戻ったレオは、思い直す。朝から晩まで他人の金を数えて過ごす自分の人生こそが、刑務所暮らしと呼べるのではないか、と。かくしてマックスの元に舞い戻ったレオは、子供のころから憧れていた演劇プロデューサーになる夢をかなえるべく、マックスとコンビを組むことを承諾する("I Wanna Be a Producer")。

 さっそく史上最低のショウの準備にとりかかるふたり。第一歩は、史上最低の脚本を探すことだったが、まもなくとんでもないお宝がみつかった。ナチス信奉者のドイツ移民、フランツ・リーブキン(ウィル・フェレル)の書いた『春の日のヒトラー』が、それだ。マックスとレオは、契約を結ぶため、フランツが鳩たちと暮らす下町のアパートへ。フランツに取り入るべくヒトラー総統お気に入りの歌を合唱し、総統の魂に忠誠の誓いをたてるという、ユダヤ人にとっての屈辱的な試練に耐えたあと、ようやく契約書へのサインをモノにする("Der Guten Tag Hop-Clop")。

 次のステップは、史上最低の演出家と見込んだロジャー・デ・ブリー(ゲイリー・ビーチ)を口説き落とすことだった。「ショウは楽しくなきゃ」をモットーにするロジャーと、アシスタントのカルメン(ロジャー・バート)は、脚本がマジすぎる(!)と言って断るが、「トニー賞が取れるかも」というマックスの甘い囁きにのせられて陥落。さっそく演出プランを語り出したロジャーの口から、ハードゲイなドイツ兵のダンスのアイデアが飛び出すのを聞いたマックスは、「大失敗間違いなし!」と、ほくそ笑むのだった("Keep It Gay")。

 マックスとレオがオフィスへ戻ったところに、スウェーデン娘のウーラ(ユマ・サーマン)が現れた。カースティング(キャスティング)にやって来たという彼女は、ふたりの前でセクシーな歌とダンスを披露("When You Got It, Flaunt It")。思わず下半身がスタンディング・オベイションしてしまったマックスは、『春の日のヒトラー』に彼女を出演させると約束。さらに、秘書/受付係として、ウーラを雇う。
 いよいよ資金集めにとりかかる時がやって来た。一張羅の赤いスーツに身を固め、愛に飢えた老婦人たちを口説いて200万ドルをかき集めるマックス("Along Came Bialy")。いっぽう、オフィスでウーラとふたりきりになったレオは、思いがけず彼女といいムードになる。ウーラの胸に顔をうずめ、愛のデュエットを踊った彼に、もはや安心毛布の切れ端は必要なかった("That Face")。

 ヒトラー役のオーディションの日。マックスとレオは、史上最低の俳優をキャスティングしようと会場に乗り込んで行くが、なかなかピッタリの俳優がみつからない。そんなふたりのかたわらからステージに躍り出て行ったのが、脚本家のフランツだった。役者たちに手本を示そうとした彼のパフォーマンスを見たマックスは、ついに自分たちのヒトラーをみつけたと大喜びする("Haben Sie Geh?rt Das Deutsche Band?")。

 そして迎えた『春の日のヒトラー』の初日。劇場前に集合したロジャーたちが、ショウビズ初心者のレオに、「幸運を」と言う代わりに「脚を折れ」と言うギョーカイの常識を説明していると、楽屋入りしようとしていたフランツが階段から転落し、本当に脚を折ってしまう("You Never Say Good Luck on Opening Night")。

 このままではショウが中止になり、200万ドルのネコババ計画もパァになる。あせったマックスは、全部のセリフを覚えているロジャーに、フランツの代役をつとめてくれと懇願。ショウは、どうにか開幕にこぎ着けた。

 マックスとレオが予想したとおり、ナチスを礼賛するミュージカルの内容は、観客をアゼンとさせるのに十分だった。1曲目が終わらないうちに、怒り出して席を立つ客が続出。それを見て、マックスとレオは、自分たちの狙いが間違っていなかったと確信する。が、彼らの至福の時はそこまでだった。ヒトラーに扮したロジャーが舞台に登場し、腰を振りながら歌い出したとたん、客たちは、これがヒトラーをギャグにしたコメディだと勝手に解釈。ショウはバカウケし、マックスとレオは大ピンチに陥ってしまう("Springtime for Hitler")。

 ショウが大ヒット確実だとわかり、オフィスから二重帳簿を持ち出して自首しようとするレオ。そうはさせじと帳簿を奪い返すマックス。そこへ、ヒトラーが笑い者になったことに激怒したフランツが乱入。銃をふりまわして暴れだしたから、さあたいへん。騒ぎを聞いて駆けつけた警官に二重帳簿を見られてしまったマックスは、その場で御用に。いっぽう、ドアの陰に隠れて逮捕を免れたレオは、愛するウーラの提案に従って、金庫の200万ドルを持ち逃げする。

 しばらくして、留置所にいるマックスのもとに一通の絵葉書が届く。それは、ウーラと一緒にブラジルのリオでバカンスを満喫中のレオからのものだった(*"You'll Find Your Happiness in Rio")。相棒と信じた男の裏切りに、傷つくマックス("Betrayed")。
 そんな彼の嘆きを聞き届けたかのように、マックスの裁判の日に、レオとウーラが戻ってきた。法廷で、マックスがどれだけかけがえのない友人であるかを証言するレオ。結局、彼とマックスは、仲良くシンシン刑務所へ送られることになった("'Til Him")。

 とはいえ、転んでもタダでは起きないのが、ブロードウェイのプロデューサーだ。シンシンでフランツと合流したマックスとレオは、受刑者から出資金を募り、ミュージカル『愛の囚人』を創作。その行為が、「服役中の凶悪犯に歓びと笑いをもたらした」として、恩赦を受けて釈放されることになる("Prisoners of Love")。
 かくしてブロードウェイに舞い戻ったふたり。いまや名コンビとなったマックスとレオは、『愛の囚人』を皮切りにヒット作を連発。そんな彼らの頭上で、ブロードウェイの灯は、いつまでも輝き続けるのだった(*"There's Nothing Like a Show on Broadway")。

*は映画のオリジナル曲。


■解説
最低のミュージカルこそ、最高のチャンスなる!?

逆転の発想で、ツキを呼び込むプロデューサーの"最低"をプロデュースする!?それが彼らのお仕事。
一晩で大コケする史上最低なミュージカルを作り、その製作費200万ドルを持ち逃げしようと企む落ち目のプロデューサー・マックスと、小心者の会計士・レオ。ある日、マックスの帳簿を調べにやって来たレオが、<出資者から製作費を集める→1晩でショウがコケる→出資者に配当金を払わなくてすむ→プロデューサーが儲かる>という失敗作で大儲けする方法を大発見したことから彼ら利害は一致。マックスは大金を、レオはプロデューサーになる夢を実現するため「最低の脚本」「最低の演出家」「最低の出演者」を集めるが・・・。"最低"をプロデュースするため奮闘する彼らのお仕事ぶり、ショウビズ界の裏側もふんだんにちりばめ描かれる極上のエンタテインメント。

トニー賞12部門、史上最多受賞のブロードウェイ・ミュージカルが完全映画化。

あの『オペラ座の怪人』『シカゴ』ですら獲ることができなかったトニー賞12部門を、2001年に史上最多受賞したブロードウェイの最高峰に君臨する伝説のミュージカルがついに映画化。ブロードウェイで4年9カ月、ロンドンで1年2カ月のロングラン・ヒットを続けているミュージカルの真髄を、丸ごと味わせてくれる本作のオリジナルは、メル・ブルックスに、アカデミー脚本賞をもたらした1968年の傑作映画。これを、ブルックス自身の脚本と作詞・作曲でミュージカル化したブロードウェイの舞台は、2001年4月19日に開幕。たちまち半年先までチケットが完売するほどの評判を呼び、映画化の話が浮上。メル・ブルックスの熱い要望に応え、ブロードウェイの舞台版で、演出・振付を担当し、トニー賞に輝いたスーザン・ストローマンが初メガフォンをとり、舞台のライブ感をダイレクトにスクリーンに移行させ、大幅なスケールアップをはかったのが、今回の映画化作。製作、脚本、作詞・作曲は、もちろんメル・ブルックス。今回の映画化にあたって、彼は2曲の新曲を書き下ろしたが、そのうちの1曲"There's Nothing Like a Show on Broadway"は、ゴールデン・グローブ賞の主題歌部門にノミネートされた。
ブロードウェイとハリウッドの華やかな融合により誕生した奇跡のクオリティ。
トニー賞を受賞したブロードウェイの舞台に引き続き落ち目のプロデューサー・マックスを演じ、ゴールデン・グローブ賞の主演男優賞にノミネートされたのは、ブロードウェイが誇るスーパースターのネイサン・レイン。彼のために書かれたショウ・ストッパー"Betrayed"の巧みな歌いっぷりと、ショウビズ人間のしたたかさと悲哀が同時に滲み出る演技は、「キング・オブ・ブロードウェイ」の異名をとる彼ならではのものだ。対する小心者の会計士・レオの役には、やはり舞台でレオを演じたマシュー・ブロデリックが扮し、独特の飄々とした個性を光らせる。『ステップフォード・ワイフ』などの映画スターとして知られる彼だが、実は演劇界でも「ミスター・ブロードウェイ」と呼ばれる人気者。20人のコーラス・ガールを従えた"I Wanna Be a Producer"のナンバーでは、その名に恥じない堂々とした歌とタップを披露する。脇を固める役者陣にも、最強の顔ぶれがそろった。ネイサン&マシューと同様、舞台と同じ役で出演し、息ぴったりのコンビぶりを見せるのは、ドレスの似合う演出家ロジャーに扮したゲイリー・ビーチと、アシスタントのカーメンに扮したロジャー・バート。さらに舞台オリジナルのキャストに加えて、『奥さまは魔女』のウィル・フェレルが、最低の脚本の作者フランツ役で登場。ドイツ訛りの2曲のナンバーを歌い踊る大熱演を見せ、ゴールデン・グローブ賞の助演男優部門に初ノミネートされた。もうひとり、この映画でミュージカル・スターの魅力を開花させたのが、女優志望のスウェーデン娘ウーラに扮したユマ・サーマンだ。発声の猛特訓を積んでミュージカル・シーンに挑んだという彼女は、オーディション・ナンバーの"When You Got It, Flaunt It"で、セクシーぶりを発揮。また、レオとウーラのロマンスの芽生えを物語る"That Face"のナンバーでは、マシューを相手に、アステア&ロジャースばりのうっとりするようなダンスを見せてくれる。まさにブロードウェイとハリウッドの華やかな融合が生んだ奇跡のクオリティの「芸」と「技」が贅沢に披露されている。

■レビュー
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タイフーン
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その深き愛と哀しみに、世界が泣く。
『シュリ』『JSA』『ブラザーフッド』を凌ぐ衝撃。


〝南北分断〟悲劇の最高傑作にして
最高の感動作、遂に日本上陸!

韓国映画の動員新記録樹立、北米公開決定の超話題作、日本上陸!

 昨年12月に韓国で公開された『タイフーン TYPHOON』。『キングコング』など並みいる話題作を抑えて、初日28万人、オープニング1週間で180万人突破という動員新記録を樹立し、その後も順調に観客動員数を伸ばしている。また「これほど南北問題を、真摯に描いた映画はない」など内容についての反響も大きく、ハリウッド・メジャーの一つ、ドリームワークスによる、北米での公開も決定、『タイフーン TYPHOON』の威力は、全世界に向けて発進していく。


 アジアNo.1スター、チャン・ドンゴン主演最新作

 主演を務めるのは、『ブラザーフッド』『PROMISE』でアジア最高の俳優に上り詰めた感のある、チャン・ドンゴン。甘いマスクを持ちながら、演技力は中国映画の名匠、チェン・カイコーの折り紙付きのトップスターが厳しい減量を実施、激しいアクションと数ヶ国語を操る知性を併せ持つ難役を、体当たりで熱演している。共演は、『ラスト・プレゼント』の実力派、イ・ジョンジェと、『純愛中毒』の名花、イ・ミヨン。監督は、『チング』のクァク・キョンテク。


引裂かれた20年、号泣の再会―。
だが、男が企てた“半島消滅計画”は、
もう、止めることはできない。

 物語は、20年前に遡る。貧しく不自由な暮らしを窮めた一家が〝北〟からの脱出に成功するが、〝南〟から受け入れを直前になって拒否された為に、父母は銃撃の前に倒れてしまう。奇跡的に逃げ切った幼い姉と弟もはなればなれに・・・20年後、成長した弟シン(チャン・ドンゴン)は、アジアの海を荒らし回る海賊団のボスになっていたが、彼の脳裏には2つのことを果たさねばならないという思いが渦巻いていた。自分の居場所も家族も奪った南北両国に復讐を遂げることと、生き別れた姉(イ・ミヨン)を捜し出し再会すること。
タイ、韓国、ロシアと、その間を繋ぐ大海原を、疾風のように動き回るシン。朝鮮半島全体を消滅させるという、〝核〟を使った戦慄の企てが密かに進行する中で、シンの計画を阻止しようとする極秘捜査官(イ・ジョンジェ)が現われ、事態は急展開する。シンの積年の思いは晴らされるのか。姉との再会は、無事果たされるのか。そして、朝鮮半島のみならず世界全体を揺るがしかねない危機は回避されるのか。2つの巨大な台風〈タイフーン〉が発生し、荒れ狂う海で、二人の男の宿命の対決が始まる!

<キャスト・スタッフ>
出演:チャン・ドンゴン イ・ミヨン イ・ジョンジェ
監督:クァク・キョンテク
提供:アミューズソフトエンタテインメント/東映/テレビ朝日/朝日新聞/電通/朝日放送
配給:東映

(C)2005 CJ Entertainment Inc. & Zin In Sa Film. All rights reserved.

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ステップ!ステップ!ステップ!

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ヒストリー・オブ・バイオレンス
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愛は過去の暴力を超えられるのか?
ヴィゴ・モーテンセン&マリア・ベロが
2月22日に来日決定!24日ジャパンプレミア開催!


※レビューまもなく

3月11日、東劇ほか全国ロードショー
公式サイト:http://www.hov.jp/

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■物語
アメリカの片田舎でダイナーを営むトム・ストール(ヴィゴ・モーテンセン)と弁護士のエディ(マリア・ヴェロ)は子供たちと静かに幸せな生活を送っていた。 しかし、ある日夫のトムの経営するダイナーに強盗が押し入ったことからすべてが一変する。従業員や客を守るために、正当防衛で強盗を殺したトムは一 躍メディアからヒーローに祭り上げられる。また、すぐに元の静かな生活に戻れると考えていたトムだったが、その数日後、彼の経営するダイナーにフォガ ティ(エド・ハリス)と名乗る目のえぐれた男が訪れるのだった…、トムのことを、まるで昔から知っているかのような口ぶりで『ジョーイ』と呼んで。彼はその後も執拗に付きまとい、エディは不安にかられる。

 そして、ある日エディに『俺は奴を知っている。なぜ、あんなにも人を殺すのがうまいのか、ジョーイに聞いてみろ』と言い放つ。信頼と不安の間で揺れ始めるエディ…『あなたは私が愛した トムではないの?あなたは本当に今まで何人もの人を殺してきたの?』 家族への危機が迫ったとき、幸せな生活は序々に壊れ始めていく…。

■出演者
 『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズで正義の勇者アラゴルンを演じ、一躍注目を浴びたヴィゴ・モーテンセンと、『シークレット・ウィンドウ』の出演などで知られる実力派女優・マリア・ベロ。また、脇を固める俳優もエド・ハリスやウィリア ム・ハートなどのオスカー常連俳優が支えている。

■解説
 本作はアメリカ中西部を舞台としたデヴィッド・クローネンバーグ監督の新境地ともいえる作品に仕上がっており、愛と暴力、そして家族のサスペンス・ミステリーである。

■レビュー
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ナルニア国物語 第一章:ライオンと魔女

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ブロークバック・マウンテン
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メインブログの「エンタメ!ブレイク?」から記事移行中です。ブロークバック・マウンテン→http://osapi.air-nifty.com/tokyo/2006/02/post_db7b.html


自然の摂理にかなった
「愛の法則」とは何なのだろう?
この作品に描かれている「愛の形」は、
あまりにも自然で力強く、ときに脆く、ときに活き活きとして


※アカデミー賞最多ノミネート記念レビュー(鑑賞:試写室@京橋)
舞台:アメリカ合衆国>ワイオミング州
3月4日、シネマライズにて先行ロードショー
3月18日、全国にてロードショー
配給:ワイズポリシー
公式サイト:http://www.wisepolicy.com/brokebackmountain/


1960年代のアメリカ
ロッキーの大自然、
カウボーイの仕事での出会い。
いつの日にか恋に落ち、
愛の喜びを知る二人の男。
しかし、許されぬ想いに葛藤し、
でも気持ちは押さえらず。
人並みに結婚し家庭を持ち、子供を育て、仕事に励み…
人生の時間が淡々と過ぎ行く中で、
「秘めた恋」とともに歩み続ける。
そして20年が過ぎた、その結末には…。
(以下レビューへ続く)

※公式サイト2月1日よりスタート!
brokeback_mountain

 今年のアカデミー賞ノミネート作品では、『クラッシュ』、『ミュンヘン』、『ブロークバック・マウンテン』を既に鑑賞した。本命がないと言われつつも、『クラッシュ』の衝撃は一生忘れることのできない映画体験となったし、『ミュンヘン』をスピルバーグが監督した意義というのも大きい。『グッドナイト&グッドラック』『カポーティ』は未見だが、ひとことで言うと今年のアカデミー賞ノミネート作品は「正統派監督による斬新な作品」が出揃ったと言えるのかもしれない。私は今年のアカデミー賞が好きだ。

 さて、『ブロークバック・マウンテン』である。

 スクリーンからあふれ出す、「純粋すぎる想い」に胸が張り裂けそうになった。監督アン・リーの驚くべき才能とは、「才能を感じさせない」ことだろう。

 あまりにも自然な成り行きで、ゲイではない二人の若い男が恋に落ち、やがて愛し合うようになる姿を描き出す『ブロ-クバック・マウンテン』は、あらゆる意味において画期的な作品である。

 アメリカの大自然の象徴とも言えるロッキー山脈を舞台にし、男らしさの象徴であるカウボーイが主人公である。それぞれに無骨で不器用な男たちだが、「芽生えた感情」は、どうしても抑えることが出来なかった。そこに幸せな絆を得た喜びと、社会的偏見を背負った悲しみが生まれるのだ。

 台湾出身のアジア人監督アン・リーは、高いハードルをいとも簡単に超えてしまった。これまでゲイを主題にした作品は、「ゲイに生まれついた人々(有名人やアーティスト、一般人まで)の葛藤」のようなものが多く、「ある日、男の子にときめいちゃった!」、悩んで、いじめられて、傷ついて…それでも!という展開のものが多かった。

 しかし、本作はゲイライフを描いた作品ではない。あまり肩に力をいれて観に行くと、淡々としていて肩透かしを食らう方も多いかもしれない。めくるめく展開はない。決して、未知の衝撃の類ではない。

 少しずつ打ち解けあい、日々の生活と仕事の中で信頼を築き、やがて恋愛感情を抱き、結ばれていく。この至極全うなプロセスが作品力によって「誰にでも起こりうる」レベルまでの表現へと到達しているからである。だからこそ、「普遍的な愛を描いた作品」と評されているのだろう。

 突然、雲間から陽が差すように、あるいは雨が降り出すように。緩やかに季節が移り変わり、山々が四季の豊かな彩りを見せるように。自然の営みが、実は「神秘そのもの」でありながらも「神秘」を感じさせない、ありふれたものであるように、この作品もすんなりと物語へ引き込んでいく。圧倒的なヴィジュアル、演出力、表現力で説得させていくのだ。

 感情を表に出すことが苦手な男イニス(ヒース・レジャー)が見せる想い、ジャック(ジェイク・ギレンホール)の輝くような眼差し、それぞれの歓喜と悲哀がスクリーンの中で輝いている。物語を支える女性たち、妻や恋人、母親、そして成長した娘の存在感も際立っている。みごとなキャスティングの上に、この作品では奥さんとのセックスライフや家庭生活をもバランスよく、またズレが生じていく様子をも描いているのである。
 
 さらに、アン・リー監督はその演出法として、胸を突き刺すような感情や事実を、短いカットで巧みにインサートする。それはまるで一筆で傑作へと変えられてしまう絵画のようなものである。天才技である。

 饒舌に過ぎず、感傷的に過ぎず、華美にありすぎず。それでいて美しい。力強い。

 ラストシーンのすばらしさはまさに筆舌に尽くしがたく、味わい深い。…時は巡るのだ。

 完璧である。残酷である。感服である。
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かもめ食堂
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おにぎり持ってフィンランド♪
結果をあせらず一つ一つ、
きっと「幸せ」ってもんが見えてくる。
やさしくておかしくて元気がでる、ハートフルコメディ


※「オススメしたいです」レビュー (鑑賞:試写室@京橋)
舞台:フィンランド>ヘルシンキ

3月11日、シネスイッチ銀座ほかにて全国公開
公式サイト:http://www.kamome-movie.com/

 「やっぱり猫が好き!」世代は思わずニヤリとしてしまうことだろう。小林聡美、もたいまさこ、そして片桐はいり(室井滋ではありません)という「なんかやってくれそうな個性派女優」が競演!とくれば。

 その期待を裏切らない作品が、オールフィンランドロケを敢行した『かもめ食堂』である。

 物語の原作は群よう子『かもめ食堂』。監督は萩上直子。前作の『恋は五・七・五』で中途半端な青春映画を撮ってしまったものの、本作でみごとに挽回。この作品に対する愛情はあふれんばかりである。

 母を亡くした後、単身でフィンランドの首都ヘルシンキへやってきたサチエ(小林聡美)は、ここ異国の町角に小さな食堂を開店した。メニューはおにぎり、鮭の網焼き、豚の生姜焼き、とんかつ…日本の家庭料理。呼び込みも宣伝もしないが、いつ客が来ても大丈夫なように準備を怠らないサチエ。「通りかかった時に入ってくれる」客を待ち続けていたが、「日本の味を食べに来る」客足は皆無だった。そんなある日、日本好きのフィンランド人青年が興味半分で店に入ってきた。めでたく第一号のお客さんを迎えたかもめ食堂は、少しずつ空気が動き始めたのだった。

 フィンランド人青年とのたわいのない会話の中で、サチエはある歌の歌詞を尋ねられた。しかし、サチエはどうしてもそのフレーズが思い出せない…。出そう出ない。気になるサチエは、立ち寄ったブックショップのカフェにたまたまいた日本人女性ミドリ(片桐はいり)にその歌詞を知っているかを尋ねてみた。すると、すらすらと歌詞を書き出すではないか!この出会いをきっかけに二人は知り合い、ミドリは店を手伝うようになる。

 一方、ヘルシンキ空港に到着したばかりのマサコは、バゲージクレームでぐるぐる回る空っぽのレーンを見つめていた。荷物が出てこない。途方にくれて仕方なく町へ繰り出したマサコ。あちこち歩いてふと目に入ってきた日本人女性が働く店「かもめ食堂」。荷物の紛失の件をサチエとミドリに話すと、なぜか落ち着いてきたマサコだった。

 日本食堂「かもめ食堂」を舞台にしたこの作品は、お店を通じて、サチエ、ミドリ、マサコが自分を見つめ、フィンランドの人々との交流を広げていく(繁盛していく)ようすを描く、コミカルかつハートフルなコメディ。絶妙な間の連続で構成された不思議作品である。フィンランドの名物童話ムーミンのリズムが作品の中に息づいているのがスゴイ。きっと女優たちが前世ではムーミン谷の人々なのだろう。

 ヘルシンキのマーケットや港が度々登場するが、しばらくそこで生活したくなるような佇まいだ。また、北欧のファッションや家具がさりげなく使用されているのも粋である。もたいまさこが次々と最先端ファッションを着こなすが、可愛らしいことになっている。

 不思議な様式美を持つコメディだが、メッセージはこの様式の中にあると思っていいだろう。多くを求めず、あきらめもせず、現実を見据えながらしっかりと異国で生きる。偶然も必然も、全てを受け入れて生きる。今いる場所を愛し、そこに生きる人と一緒に生きる。

 日本人として、日本人らしく。

 しっかりコメを食べて。ハラゴシラエをして。

 握りたてのおにぎりを持ってフィンランドに行きたくなった。
 
 久々においしい映画である。
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